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半世紀以上生きてきた私が躁鬱病の寛解まで復活した経験とカウンセラー・メンタルトレーナーとしての言葉を綴ります。

「あきらめる」ということ。

現代語の「あきらめる」ということばは古語の


「あきらむ(=物事を明らかにする)」からできた言葉です。


従って「物事を諦めてしまう」という意味ではないのです。




なにが言いたいのかというと…。


つらい場面に出くわしたときは


心が病んで「あきらか」に受け止めることは出来ません。




そういう場合は、一旦つらいことを、心の外において(なるべく)、


そのことを直接受け止めようとしないことです。




だからといって忘れろと言っているわけではありません。


時間が経ち、こころに余裕ができたころに、そのことを


受け止めることができるのです。




「すぐには対応できないので、一旦そこにおいておいて、


あとで明らかにする」という本来のニュアンスが


「もう諦めてしまう」という意味で


使われるようになったのです。




今、つらい・苦しい状況にある人は、


一旦悩むことから逃れましょう。


気持ちを逸らしましょう。




そして、心が元気になったときには


そのつらい・苦しいことを


受け入れることが、徐々に


できるようになるでしょう。




また、人ごとのように聞こえるかも


しれませんが、人間は無意識の


うちにそうやって、苦難を乗り切ってます。




今日は夕方から電話の予約が入っているので、


その整理の時間を考えるとブログの更新は


難しいと思われますので、今日は


終わりにします。




お付き合いありがとうございました。


明日まで連休の方はゆっくり


過ごしてくださいね。




お電話お待ちしております。


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