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半世紀以上生きてきた私が躁鬱病の寛解まで復活した経験とカウンセラー・メンタルトレーナーとしての言葉を綴ります。

アドバイスを受ける。

私は学生時代は人からアドバイスをされること


があまり好きではありませんでした。


傲慢なところがあったのです。



ところが予備校講師になりたての頃


こんなことがありました



テキストを作る時に、先輩と作業を


おこなっている時に、


「○○先生、私のを参考にしてはどうですか?」


と声を掛けられたのですが、先輩とはいうものの


同じ歳だったし、ライバルでもあったので、


私は「結構です」と断りました。



ところがそうやって作った私のテキストは


使い物にならないものだったのです。


出版担当や教務のほうから苦情がきました。



その頃の私は、自分に自信はないのに、


「競争社会で生き残るんだ」ということ


ばかり考えて先輩のアドバイスを聞こうと


しなかったんです。



その時、その先輩が「だれでも最初は


完璧ではありません。勉強しませんか?」


と声をかけてくれたんです。



それ以来、私はアドバイスを求め続けました。


その甲斐があって、10年後にはその先生に次ぐ


人気講師になることができたのです。



その先輩は本来国文学の研究者で、今は


大学教授をしていらっしゃいます。



そんな先生にライバル心を持つなんて


愚かなことですよね。



私がその後30年近く予備校講師を


勤められたのはその先輩のおかげです


病気をして授業が出来なくなったときも、


私の評価が下がらないように、


教務のほうにかけあってくれました。



アドバイスを受けないって、


とんでもない傲慢な態度ですよね。


自分に実力があるならまだしも


新人でそんな態度をとっていたなんて


今思い出しても恥ずかしいです。



アドバイスに耳にとめましょう。


成長するために。



https://mental-counseling.com/

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