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半世紀以上生きてきた私が躁鬱病の寛解まで復活した経験とカウンセラー・メンタルトレーナーとしての言葉を綴ります。

実るほど頭を垂れる稲穂かな。

有名な故事成語ですね。



今朝は6時から妻と一緒に


庭の草むしりをしたあと


ウオーキングをしてきました。




さて冒頭の言葉。


「頭」は「こうべ」と読みます。


「かな」は詠嘆の終助詞で


「だなあ、だよ」という意味です。




稲が実るとその重みによって


稲穂が垂れていく様子を表すことによって


「立派な人ほど謙虚な態度をとるものだ」


ということを言っています。




しかし、ネットでこの言葉を検索すると


異論が出ていて興味をもったので


ここで紹介します。




稲が実るまでには大変な試練があります。


稲穂はその試練を乗り越えてきたから


実ることが出来たのです。




従って「実るほど」というなのは


人間の成長過程のことで、


「若い頃はどんどん伸びろ。その結果、


人から認められる存在になっても


それまでの大事な過程を忘れてはいけない」


という意味だということです。




そう考えるとこの言葉の意味は


若者や新人に対しても教訓を


与えていることになります。


うね。




すばらしい発想ですね。


残念ながらこの言葉の作者が


誰なのかはわかっていませんが、


作者の意図はそこにあったのかも


知れません。




国語の教師でありながら深く考えないで


教えていたことが恥ずかしいです。




でもその意見を聞いて


いっそう日本語が好きになりました。




私は頭を垂れるほど実ってはいませんが


頭を垂れるように成長したいです。


「自己否定」をしない「謙虚」を大事に


したいです。




https://mental-counseling.com/

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