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半世紀以上生きてきた私が躁鬱病の寛解まで復活した経験とカウンセラー・メンタルトレーナーとしての言葉を綴ります。

屈辱体験。

生きていて恥をかくのは避けられませんが、


それもことによりけりで、


あまりの屈辱は死に値することすらあります。




ヨーロッパ社交界の貴婦人がパーティーの


席でオナラをしてしまい、恥ずかしさから


家にとって返すとピストルで自分の命を


奪ったという実話があります。




屈辱とはそれくらいつらいものです。




しかし、屈辱を自分の飛躍のバネにする


人間もいます。




歌手としての自分の能力に絶対の自信を


持っていた少年がいました。




彼はオーディションで立派に弾き語りを


やってのけました。




「だめだな。君には才能がない」




審査員にそういわれた少年は


家に戻ると思いっきり泣いて


そのあとに猛特訓を始めました。




後年、世界的な歌手に成長した


彼は、オーディションに落ちた


時おことをこう語りました。




「あれは自分の生涯で起きた一番よい出来事だった」




彼の名はレイ・チャールズ。




屈辱感は人間が経験する感情の中で、


ひときわボルテージの高いものです。




屈辱を原動力にすると莫大なエネルギーが


得られます。




頭はそうわかっていてもなかなか立ち直れない


ものです。




そこでポイントは彼が家に帰って。思い切り


泣いたことです。




泣くことで「負」の感情を洗い流したのです。




何かに失敗したら、悲しさを我慢する必要は


ありません。




それを引きずるかどうかでその次の行動が


決まってきます。




それと同じ事が「屈辱感を持った」時の


対応と同じなのです。




私はよく泣きます。感動したときも


悔しかったときも(人前ではないですが)。




泣いた後って、なんかすっきりしますよね。




話がそれてしまいましたが、


「屈辱」はがんばるエネルギーになるということです。




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