太陽の光を浴びましょう。
猛暑日が続いている今は数分だけでいいです。
太陽の光は衰えた心をいきいきと活発にする
ことが、大脳生理学的に証明されています。
うつうつしているときには、脳内のセロトニンという
物質が不足しています。
太陽の光を浴びると、このセレトニン生成の
スイッチが入ります。
そして十分量のセレトニンが脳内に分泌され、
次第に精神が安定し、気持ちが安らいでいきます。
うつ病を経験した方は何度も耳にしていると
思いますが、心療内科では実際に処方されています。
神経伝達物質には、ほかに、ドーパミン・アドレナリン
・ノルアドレナリンなどがあり、それぞれ役割が
異なります。
いずれも心の安定や活発さを調整するものです。
うつ病は脳の病気です。
病気でなくても、元気が出るかどうかは
これらの働きによるものです。
ですから、落ち込んでいるときには
これらの成分がうまく働いてくればいいのです。
私はうつ病回復のために、半年かけて
減薬をして、生活習慣の見直しをしました。
落ち込んで苦しんでいる方は
ぜひ太陽の光を浴びてください。
否は猛暑日が続いていますから、
日中の散歩は避けたほうがいいですが、
「太陽の光」の重要性は理解していただき
たいと思います。
いつかは必ず人生の闇に光がさします。
心を癒しつつ、外に目をやりましょう。