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半世紀以上生きてきた私が躁鬱病の寛解まで復活した経験とカウンセラー・メンタルトレーナーとしての言葉を綴ります。

井原西鶴の言葉。

「人間は、欲に、手足の付きたるものぞかし」




「人間は、欲に手足が付いたものだよ」




人間は欲のかたまり。




仏教をはじめとしてさまざまな宗教でも


戒められています。




しかし、私が思うに、「欲」はときにプラス思考を


もたらします。




嫌なことがあったら、


「宝くじが当たったら世界一周旅行をして…」


などと考えたら現実から逃れることができる。




「新車を買いたいからお金を貯めよう」


などと考えたら仕事をがんばれる。




しかし、欲に向かって成功した場合、


そのあとに目標を見失ってしまう。


そしてまた次の欲が出てきます。




欲を人生の「軸」にしてはいけません。


「軸」はしっかりとした人生観を持ち、


その課程の中に「欲による行動」が


あってもかまわないのです。




禁欲主義というのは現実離れしています。


井原西鶴もかなり遊んでいました。


文筆で稼いだお金で遊びまくりました。




要するにバランスですね。




でも、歳をとってくると、


欲って無くなってきますよ。




生活のためにお金は必要ですが、


まあ、せいぜい孫におもちゃを


買ってやろうと食事を倹約したり。




自分の今の人生で「欲」を


どうコントロールするか。




それは健康的な精神を保つ上で


大切なことでしょう。




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