こどもに何かさせるときに、ご褒美を与えることは
よくあることです。

それに関する次のような実験が行われました。

幼稚園児に絵を書かせる際に、
ご褒美として、金色のネームプレートを与えることを
あらかじめ知らせたグループＡとご褒美のないグループＢでは
どちらが熱心に絵を描いたと思いますか？

そう、当然ご褒美を与えることを知らせたグループＡです。

しかし、次にご褒美なしで絵を描かせた場合、グループＡはやる気を
示さず、グループＢは前回と同じように絵を描いたという
結果が出ました。

これはどういうことを示しているかというと、
ご褒美を与えることでやる気を起こさせようとしても、
そのやる気は一時的なもので、自発的なやる気では
ないということです。

この実験を続けていくとグループＡはどんどんやる気を
失ったのに対してグループＢは一定のやる気を保ったのです。

「アメとムチ」とよく言いますが、ご褒美を与える際には
タイミングと頻度が大切です。

子供には自発的なやる気を起こすような指導が
必要であり、難しいことです。

今日も読んでくださりありがとうございました。
北九州は梅雨真っ盛りです。
早くこの高湿度から逃れたいです。

ではまた。

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