被災地のペンフレンド。
私には13歳の時から文通している友人がいます。
若い人にはわからないかな?
雑誌(「中一時代」という月刊雑誌。「中一コース」っていうのもあったなあ)
に「文通相手」を募集するコーナーがあって、何回か手紙のやりとりを
して、気が合えば続くっていう感じ。
(当時はまさか、こんな時代が来るとは!)
何人(男女合せて5人だったかな)か文通を始めたけど、
残ったのは岡山在住の女性。
42年間も続いているんですよ。
まあ、大学生くらいから年に2通になりましたけど。
豪雨の時にメールしたのですが、メルアドが
変わっていて届きませんでした。
彼女は小学校の先生をしているのですが、
今日は休みだろうと思って電話してみました。
携帯を変えた時に電話帳を変えたらしく、
苗字で答えたら、「え?」って言われて
(日頃は名前で呼ばれていました)
「福岡の○○ですよ」というと、
「あら、○○君!」
と驚かれました。
彼女自身は被害がなかったそうですが、
勤務先の小学校の裏山が崩れて、
1階は浸水したらしいです。
生徒の中にも被災した子が多く
大変な様子でした。
彼女とは文通しはじめたころから、
お互いに「学校の先生」になろうね、
と約束していました。
二人とも浪人して、
合格した時、
二人で京都旅行に行きました。
今なら考えられないですよね。
完全な親友です。
40歳を過ぎた頃から、彼女は出世して、
会議や研修で何度か福岡に来ることがあって、
私がうつになった時も、「元気出しなさい」と
会いに来てくれました。
広島の大学時代の友人は家も職場も
何ともなかったと連絡がありました。
こうして冷房の効いた部屋でPCを扱って
いる場合じゃないなとも思いますが、
体力がない私が行っても迷惑をかけるだけだし、
わずかな義援金で許してもらおうと思います。
被災された方には心からお見舞い申し上げます。
今は何にも考えられないでしょうが、
一日でも早く復興することをお祈りします。