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半世紀以上生きてきた私が躁鬱病の寛解まで復活した経験とカウンセラー・メンタルトレーナーとしての言葉を綴ります。

愛のこやし。

「執着やねたみや憎しみのあるところには、


やがてそれをこやしとして愛というものが


咲き出るのかも知れません。」


(伊藤整)




ずっと「執着やねたみや憎しみ」を


持ち続けて生きていくのはつらいですよね。




その辛さの中で苦しみ続けている人には


希望の光が見いだされる言葉ではないでしょうか。




この伊藤整の言葉には、私が高校生の時に


出会ってハッとさせられた言葉です。




私はアルコール中毒で母に暴力を働く


父を恨んでいました。




殺してやろうと思ったこともありました。




私が家庭を持ってからもそれは


変わりませんでした。




しかし、自分がうつ病を患ったとき、


初めて父の苦しさを理解することが


できました。




しかし、その後、母が亡くなり、


父もその1年後に亡くなりました。




父は私から、いや、みんなから


恨まれたままだと思って亡くなって


しまったでしょう。




私は愛という花束を父に与えられ


ませんでした。




毎朝、仏壇の前に座るたびに、


父に語りかけています。




「僕はずっと父ちゃんの子供だよ」




今週もお疲れさまでした。




お帰りは気をつけてお帰りください。






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