カウンセリング・メンタルトレーニング・お悩み相談やっています!

半世紀以上生きてきた私が躁鬱病の寛解まで復活した経験とカウンセラー・メンタルトレーナーとしての言葉を綴ります。

隣人の繁栄は自分の繁栄。

逆境にあると他人が妬(ねた)ましく感じられます。




失恋した人間にとって、街行くカップルすべてが


幸せそうで妬ましい。




リストラされた人(私?)にとって、行き交う人は


皆満ち足りているように感じられます。




そういうとき、


邪悪な気持ちが芽生えます。




「みな、くたばってしまえ!」




これはまったく逆に考えなくてはなりません。




二宮金次郎に次のようなエピソードが


あります。




彼が若い頃の話。




隣家に鍬(くわ)を借りに行くと、


「自分の畑を耕すので貸せない」


と断れてしまいました。




「仕事が終わったら貸してくれますか」




「いつまでかかるかわからない」




ケチな男で貸したくないのです。




そこで金治郎は次の条件を出しました。




「私があなたの畑を先に耕してあげます。


タネをまいてあげます。そのあと貸して


ください」




相手は大喜びで貸してくれました。




人に何かをしてもらおうと思ったら


まずこちらから相手に利益を与えることが


肝心です。




ビジネスにも言えることですが。




他人が繁栄したとき、羨望や嫉妬の


気持ちから素直に喜べないことも


ありますが、他人が繁栄したら


喜んであげるべきです。




そうすれば相手も好感を持ってくれます。


それがよい人間関係を作り出すきっかけ


になるかも知れません。




私の周りにも、そんな神様みたいた


人がいます。




未だにあこがれるばかりで、そういう


境地にはたどり着いていません。




今日もお付き合いありがとうございました。


疲れたときは深呼吸、ストレッチで脳に


栄養を与えましょう。




https://mental-counseling.com

×

非ログインユーザーとして返信する