ヘタに動かない。
台風がやってくるとわかっていて漁に出る漁師はいません。
どんな苦境もいずれは去ります。
懸命に努力しても結果が思わしくないようなとき、
ヘタにあがかないで、じっとしていることも
ときには必要です。
私が予備校講師をしていたころにも、
「成績が伸び悩んでも、いろんな参考書に
手を出したり、勉強法を変えたりしてはいけない。
アルマジロが丸まって身の安全をはかるのと
同じように、じっと耐えて今まで通りの
勉強を続けなさい」
と言っていました。
ネコは病気になると、三日でも五日でも
じっと動かないでいます。
その間、エサも食べずにひたすら
じっとしていることで病気を治します。
これは人間の場合にも同じ事が
言えます。
・おぼれたとき
・株の値が下がったとき
・何か言いたいとき(沈黙することで流れが悪い方に行かないようにする)
逆境に」陥ったら、あたふたせず「じっとしている」ことを
考えてみましょう。
追伸
さきほどの「失敗学」について。
福山雅治さんの曲にも「失敗学」というのがありますね。