私の教師時代。
みなさん、こんにちは。
今朝もウオーキングをしてきましたが、蒸し暑かったです。
さて、今までに私の経験をいくつか書いてきましたが、
今日は「私がなぜカウンセリングやメンタルトレーニングをすることが出来ているのか」
について何回かに分けて書きたいと思います。
私は大学で国文学を専攻して、卒業後、高等学校で国語科の教諭として、
授業以外にクラス担任、部活指導者(卓球)をしていました。
そこはいわゆる「指導困難校」に指定されている、簡単に言えば「荒れた学校」でした。
赴任後三ヶ月くらいは授業も成立しないほど、私の話を聞いてくれなくて、
「自分は向いていないのではないか」と悩みました。
私はどちらかというと熱血教師でした。全力で教師という仕事を取り組みました。
それが通じたのか、しばらくすると授業をきちんと聞いてくれるようになりました。
どうしてだと思いますか?
教科書はさらっと終わらせて、ほとんどの時間を、
社会に出ても困らないように、「漢字オリンピック」や
「故事成語の穴埋めゲーム」をしたり、「作文」を重視して、
就職に有利で役立つことをゲーム感覚でおこなったからです。
その上、担任もしていましたから大変な労力がかかりました。
そして、その担任の仕事が、若い私を人間として成長させてくれました。
生徒の育った環境の8割ほどが何らかの問題を抱えていました。
生活費がない、両親がほとんど外出していて食事はいつも1人で外食、
父親が反社会的集団の組員である、
などなど書ききれないほどです。
二十代前半の私には重すぎる課題でした。
特殊な例としては、
お母様から離婚の相談を受けたこともありました。
長くなりました。次に続きを書きます。
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